食品衛生法に適合したシリコーンゴムを豊富にラインナップしてます

食品衛生法適合シリコーンゴム

シリコーンゴムは熱に強く、耐久性や化学的安定性が良いことから、特に人体に対して安心安全を求められる商品や現場で求められています。当社取り扱いのシリコーンゴムの多くは食品衛生法適合品であり、知見や実績からお客様の要求にお応えしております。

シリコーンゴムの安全性

シリコーンゴムの安全性

シリコーンゴムの安全性としては、誤って食べたとしても体内には吸収されず、人体には無害でアレルギー反応も少ないと考えられていることから、食品容器や調理器具などの商品になり、食品工場や医療機関などの現場でも使用されています。

日本国内では食品接触材料としてのシリコーンゴム製品についてのリスク評価は行われていませんが、食品用のシリコーンゴムなどのゴム製品については食品衛生法の規格基準に基づき材質試験(材質中に含まれる鉛、カドミウムの含有量)及び溶出試験(材質から食品への移行するホルムアルデヒドや亜鉛等の量)が定められています。

食品衛生法とは?

食品衛生法とは?

食品衛生法の第18条に基づき、昭和34年厚生省告示第370号(食品・添加物等の規格基準)の第3章に器具及び容器包装の規格及び試験法が定められています。

その後昭和57年に告示第20号でプラスチック製の器具および容器包装の部が全面改正されました。しかし、ゴム製器具、包装容器は、告示第20号による溶出試験法などが不適当のため、昭和61年に告示第85号でさらなる改正が行われました。

そのためシリコーンゴム製器具は告示第85号による試験が必要となります。

食品衛生法における器具及び容器包装とは?

食品衛生法の対象となる器具及び容器包装は、「食品に接触するもの」であり、下記に例を示します。

器具 製造加工用 食品・添加物などの製造装置、加工装置、調理器具、コンベア、パイプなど
貯蔵、運搬用 タンク、ボトル、バット、バケツ、段ボール箱、コンテナ、ラップフィルム、袋など
陳列販売用 トレー、かご、敷き紙、はかり、はし、手袋など
調理用 鍋、釜、フライパン、まな板、包丁、しゃくし、ボール、ポット、炊飯器、トースター、ミキサー、ラップフィルム、アルミホイルなど
飲食用 茶碗、椀、鉢、皿、コップ、はし、スプーン、弁当箱、しょう油差しなど
容器 食品と接触している、袋、ビン、缶、箱、パック、カップ、トレー、チューブ、ふた、栓など
包装 食品を包んでいる、ラップフィルム、チューブ、包装紙、アルミホイルなど

ゴム製器具・包装容器の基準

材質試験※1 項目 規格
カドミウム 100μg/g以下
100μg/g以下
2-メルカプトイミダゾリン - 陰性
(塩素化ゴムを含むものに限る)
溶質試験※2 フェノール 5μg/ml以下
ホルムアルデヒド - 陰性
Zn 亜鉛 15μg/ml以下
重金属 4%酢酸 1μg/ml以下
蒸発残留物 水(器具 ph5を超える食品用途) 60μg/ml以下
4%酢酸(ph5以下の食品用途) 60μg/ml以下
20%エタノール(油脂類及び酒類) 60μg/ml以下

※1 試料中の含有量を測定する試験
※2 定められた溶出条件における試料からの溶出量を測定する試験

食品衛生法適合シリコーンゴム商品実績

シリコーンゴム指サック シリコーンゴムマウスピース
シリコーンゴムマウストレーナー シリコーンゴムほうれい線ブラシ
シリコーンゴムカップケーキ型型 シリコーンゴム製氷トレー
シリコーンゴムトレー シリコーンゴムカバー
シリコーンゴム蓋 シリコーンゴム鍋敷き
シリコーンゴムスチーマー シリコーンゴムまな板
掲載品は顧客カスタム商品になります。カタログ販売しているわけではございません
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プラチナシリコーンゴム

ポジティブリスト制度の導入

ネガティブリスト
現状の日本国内の管理制度。素材として使用できない物質をリストアップし規制する制度
ポジティブリスト
平成30年6月13日公布された食品衛生法等の一部改正により今後導入される制度。原則使用を禁止とした上で、使用を認める物質を定め、安全が担保されたもののみ使用できる制度

現状、調理器具や食品包装の素材として日本国内では「ネガティブリスト」での管理を採用していますが、この場合、リストにない物質は海外で規制された物質であっても、日本国内では規制対象外という矛盾が発生します。

この矛盾を解消すべく厚生労働省より、国際整合的な食品用器具・容器包装の衛生規制の整備を推進する仕組みへの移行検討が進められ、今後「ポジティブリスト」にて使用を認められた素材で構成する法的整備が進められて行きます。

その場合でも、シリコーンゴム素材(物質)は問題ないであろうと予測されておりますが、新たな規制により添加剤の使用量等の規制の必要性が生じる可能性があるかも知れません。

食品衛生法適合シリコーンゴムのよくある質問Q&A

食品衛生法適合の証明書はいただけますか?

一部を除き、有償にて分析機関発行の証明書をご提供いたします。

シリコーンゴムの全てのグレードが食品衛生法適合素材なのでしょうか?

一般シリコーンゴムグレードを始め、ほとんどのグレードで食品衛生法は適合していますが、一部の特殊グレードに関しては工業用途前提で作られているので、適合していない場合もございます。また、これまで評価実績のないグレードに関しては、明確にお答えできないグレードもございますのでご希望のグレードがどれにあてはまるかは、担当までご相談ください。

着色しても食品衛生法に適合できますか?

着色のために使用する顔料によって、食品衛生法適合の有無がわかれます。着色品に関しては、着色後に有償ではありますが食品衛生法の試験・評価を行うことをお奨めします。

食品衛生法適合品と医療グレード品には違いがあるのですか?

食品衛生法適合品は、あくまでも国内当局が規定した物質が含まれているか否か、及び溶出試験にて溶出する規制物質の有無によって定められているのに対し、医療グレードはFDA(アメリカ食品医療品局)等の該当する地域の当局が認定したプラントで材料を精製している等の基準をも含んでいるため安全性に対する保証範囲は大きく異なります。しかし、素材自体の構成物質にはほとんど相違はありません。

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