高透明シリコーンゴムを使った成形品やシートをカスタム対応します

高透明シリコーンゴム

自社製造だからわかる!高透明シリコーンゴムの特性や製造実績をご紹介します。
ガラスと同じというと言い過ぎですが ガラスのような透明感を持った高透明シリコーンゴム。一般的なシリコーンゴムは原色が半透明や白濁感が標準です。極限まで透明度を追求した高級感やデザイン性ただよう仕様です。一般的なシリコーンゴムと変わらない性能特性を持ちます。

高透明シリコーンゴムとは?

シリコーンゴムの特性である、優れた耐熱性・耐寒性・安全性はそのままに従来よりも透明度を劇的に向上させた高透明シリコーンゴム素材です。一般的なシリコーンゴムは白濁した「半透明色」が標準となっており、若干のクリア感は存在していますが、曇りガラスのような見映えになります。本製品はその白濁感を極限まで取り除いたクリア感抜群のシリコーンゴム材料を使用して ご希望の形状で金型成形や ゴムシートをご提供いたします。

一般シリコーンゴムと高透明シリコーンゴムの常態物性比較

高透明シリコーンゴム比較

当社取り扱いの高透明シリコーンゴムと一般的なシリコーンゴムについて比較になります。

Ⅰ:常態物性比較

高透明シリコーンゴム 一般シリコーンゴム
硬度 55° 50°
色調 透明 半透明乳白色
比重 1.18 1.16
引張強度 125Kgf/㎠ 85Kgf/㎠
切断時伸び 5.5 3
引裂強度 35Kgf/cm 20Kgf/cm
圧縮永久歪み(180℃X22h) 0.22 0.11

Ⅱ:透明感比較

全光線透過度

高透明シリコーンゴムシート ※1

90%
一般シリコーンゴムシート ※1
70~80%
アクリル板 90%以上
ガラス板 90%以上
※1 表面状態を鏡面金型で作成したシート

 

Ⅲ:鏡面金型

高透明材料を最大限に生かすには 金型は鏡面加工であることが必須条件となります。せっかくの高透明シリコーンゴム材料を非鏡面状態の金型で成形しても 金型の表面がゴム成形品に転写されるため、表面の凹凸が製品表面に現れて透明状態は失われます。金型はツルツルの鏡面状態にしておく必要があるということになります。

高透明シリコーンゴムシート販売

【Yahoo!ショッピング】で高透明シリコーンゴムシートを販売

少量をお手軽に購入できるようにYahoo!ショッピングで限定サイズで販売してます。

yahoo

硬度 ゴムシート
サイズ
最小厚mm
(公差)
最大厚mm
(公差)
厚み刻み
(mm)
表面 品番
55° 280X380 0.5
(±0.1)
3.0
(±0.1)
0.1 鏡面加工 KSR
55074
  • Yahoo!ショッピング店舗では 限定サイズでの販売となります。少量を最安値でご提供してます。
  • SDS・物性表・RoHs2・食法適合などの管理資料は提供してません。資料提供はできませんが特化販売してますのでご了承ください。

 Yahoo!ショッピングで高透明シリコーンゴムの販売 

【カスタム対応】高透明シリコーンゴムシートのオーダーメイド販売

ビジネスシーンに適応した環境資料などの提供を可能にしたカスタムシートを販売してます。メールや電話FAXにてお問い合わせお願いします。

硬度 ゴムシートサイズ 最小厚mm
(公差)
最大厚mm
(公差)
厚み刻み
(mm)
表面 品番
55° 280X380 0.5
(±0.1)
3.0
(±0.1)
0.1 鏡面加工 KSR
55074
300X300 1.0
(±0.1)
3.0
(±0.1)
0.1 鏡面加工
450X450 1.0
(±0.1)
3.0
(±0.1)
0.5 鏡面加工
  • Yahoo!ショッピング店舗販売では対応していないSDS・物性表・RoHs2・食法適合 管理資料を発行いたします。但し、Yahoo!ショッピングショッピング価格より30%~程度の割り増し価格になりますのでご了承ください。
  • 希望のサイズとロットをメール(推奨)や電話・FAXでご連絡ください。お見積もりさせていただきます。

高透明シリコーンゴムシート+高透明両面テープ

高透明シリコーンゴム+高透明両面テープ

高透明シリコーンゴムシートに、不織布基材の両面テープ や 発泡系の両面テープを貼り合わせしますと 全体的なクリア感を両面テープで失ってしまい ご希望のスペックにならないことになります。

高透明シリコーンゴムシートには、本来シリコーンゴムには密着しない クリアなPET基材で構成された 高透明両面テープを 当社の特殊技術で貼り合わせすることができ、全体的なクリア感を維持したまま、筐体などへの貼り合わせが可能です。

剥離強度

測定 試験片① 試験片② 試験片③ 試験片④ 試験片⑤ Avg

高透明シリコーンゴム+高透明両面テープ

Max 4.74 4.57 4.83 4.85 4.83 4.76
Min 3.90 4.09 4.25 4.21 4.05 4.10
Avg 4.33 4.30 4.47 4.51 4.48 4.42
単位=N(ニュートン)
測定機器 A&D株式会社製:TENSILON RTG-1210
測定方法 万能試験機にて、シリコーンゴムと両面テープを接着させたワークの180度剥離試度を比較
試験片 高透明シリコーンゴム55°厚さ2mm長さ200mm幅25mmのゴムと両面テPET(0.1t)を接着
接着面:端面より150×25のエリア
剥離速度 100mm/min
測定単位 N/25mm
測定箇所 測定開始及び、完全剥離以前から25mmの測定値を除した、平均値・最大値・最小値
表面処理 前処理として高透明シリコーンゴム面にアルコールで脱脂

高透明シリコーンゴムシートの厚みは3mm厚までしか対応してません

当社成形の高透明シリコーンゴムシートの最大厚みは3mm厚までに設定してます。

3mm厚以上のシートも作成することは可能です。但し、残念ながら厚みが厚くなればなるほど 透明感が損なわれて、内部が瓶の底のようにゆがんで見えるようになります。

当社としてはこの出来映えから3mm以上のシートは 高透明 として販売はできないと判断しラインナップしてません。お客様のご使用状況での程度の判断でもございますがご了承ください。

高透明シリコーンゴム
シート厚み:左上10mm 右上5mm 左下3mm 右下1mm

高透明シリコーンゴム使用実績

パッキンやクッション等の機構部品での採用は少ないようです。透明感は最大限に必要でゴムではないと演出できないクッション性や屈曲性が求められるアイテムに採用されています。

高透明シリコーンゴムスチーマー
シリコーンスチーマー
高透明シリコーンゴムディスプレーポップ
化粧品ポップ品
高透明シリコーンゴムインテリア商品
インテリア商品
高透明シリコーンゴム滑り止め
ディスプレー商品滑り止め
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高透明シリコーンゴムの経時変化・黄変(黄ばみ)について

シリコーンゴムは長時間の高熱利用や紫外線照射による経時変化で黄変してしまう傾向はありますまた、たばこの煙や料理などの煙による黄変もございます。料理などに使用しても醤油やカレーなどの色が着色してしまうこともございます。使用環境によってさまざまな現象がおきますのでご了承ください。

当社の高透明シリコーンゴムは一般的に黄変が生じにくい特性があります。クリアなデザインを長期間維持できることも、大きな特徴と言えます。但し一般的なシリコーンゴム同様、保管状況・使用環境にもより黄変する可能性はございます。ご理解のうえ取り扱いにご注意してください。

ポイント

  • 高熱下での利用や紫外線で黄変する傾向にある
  • たばこや料理の 煙 などの外部要因でも黄変する
  • 高透明シリコーンゴムは黄変しづらい特徴
屋内の冷暗所保管をお奨めしますが、本品は黄変防止をお約束するものではありません。予めご了承ください。なお、仮に黄変が生じてしまっても、ゴム物性の著しい変化はございません。

高透明シリコーンゴムのメリット?デメリット?

  • ゴム表面にタック感(ベタベタ)が生じる。
  • 金型を鏡面に磨くため 金型代が高くなる。

高透明シリコーンゴムを高透明に成形するには金型表面を鏡面に磨かなくてはなりません

鏡面金型で作ったシリコーンゴム成形品は、ゴム表面のタック感(ベタベタ感)が強くなり いろいろなものに吸着する性質になります。窓ガラスや机などにピタッと貼り付くイメージです。

吸着を低減するには 金型表面をブラストやシボ仕上げに加工しなくてはなりませんが 高透明シリコーンゴムは鏡面仕上げが必須条件となるため ゴム表面が 吸着してしまう ことは避けられません。

時に ゴム表面が吸着することで得られる ゴミ取りローラーのような便利な機能にもなりますが 必要以上にゴミや汚れが付着するデメリットにもなります。

もう一つのデメリットとしては金型費用が高くなるということになります。

金型作成においても 金型表面を鏡面仕上げしなくてはなりません。鏡面磨き作業は職人が手作業で金型を磨く必要があります。通常の金型加工と違って 鏡面加工が追加されることにより費用は高額になってしまいます。また、金型の彫り込みが細かい箇所、アンダーになっている箇所に関して物理的に磨くことが不可能な場合もございます。

高透明シリコーンゴムのよくある質問Q&A

金型無しで試作できますか?

高透明シリコーンゴムの材料は金型がないと成形できない性質です。カスタム形状製品はもちろんシート成形にも金型が必要になります(特定のシート型は当社にございます)商品化するには金型が必要になることをご了解、ご理解ください。

シリコーンゴム製の レンズ を製作できませんか?

あいにくですが、レンズとして使用できる材料は取り扱ってません。レンズ用として使用できるシリコーンゴム自体は存在しておりますが、材料が高額になるため お客様にご負担をかける観点から当社では取り扱わないようにしております。

高透明感を持ちつつ、着色されているクリア感のある色付きシリコーンゴムは製作できますか?

高透明シリコーンゴムに微量の顔料を加えることで、クリアブルーやクリアレッド等、透けて見るけど、ほんのり色が着いている商品も製作できます。切り子ガラスのような仕上がりにもなります。

高硬度や低硬度の高透明シリコーンゴムのラインナップはありませんか?

硬度は55°のみの取り扱いとなります。成形技術の安定度やコスト面などを考慮して 当社では55°硬度の1点に絞ってご提供するようにしております。ご了承ください。

液状シリコーンですか?

当社の高透明シリコーンゴムはミラブルタイプと呼ばれる素材で、加工前は粘土のような質感です。一般的なコンプレッションプレスという製法で成形しております。液状シリコーンタイプは射出成形プレスでの成形となります。取り回しがよいことから当社ではミラブルタイプを使用しております。

サラサラコートはできますか?

サラサラコート自体は問題なくできます。サラサラコートを施すことで高透明シリコーンゴムの表面が曇りガラスのようになってしまい透明感を損ないます。タック感は抑えられますが透明感がなくなってしまうので不向きといえます。

シリコーンチューブや丸紐、角紐を作れますか?

シリコーンチューブや丸紐、角紐は作成できません。高透明シリコーンゴムの原材料が金型成形専用材料になります。押し出し成形用の材料ではございませんのでチューブや丸紐、角紐の成形ができません。

お問い合わせ

高透明シリコーンゴムに関するお問い合わせ

 

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