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ゴムへのプライマー処理
ゴムに対するプライマー処理の有効性

ゴム類と両面テープとの貼合せは、しばしば接着力の強度に関する品質のトラブルになる場合があります。

このトラブルは、ゴム類と両面テープの接着相性が金属・樹脂等と比較しますと悪いため、接着強度が大幅に弱くなってしまうことに起因しています。

被着体別接着性  N/20mm(180°剥離試験JIS Z 0237準拠)
被着体 接着力
ステンレス板 13.7
アルミニウム板 8.8
ABS板 11.6
ポリプロピレン板 5.1
ポリカーボネイト 11.9
硬質塩ビ板 13.2
アクリル樹脂 12.4
ガラス板 12.9
CR 3.4
NR 4.0
※S社の両面テープによる試験より


ゴムの表面にはゴムの配合成分にある薬剤や油類が薄い被膜を作る時があります。この被膜は加硫時及び加硫後にゴム内部からガス化して放出されゴム表面に堆積する事が分かっています。

この被膜が元々、ゴム類と両面テープの接着が弱いことに拍車をかけて接着力低下の要因となっています。

そこで接着力を増すために、まず行わなくてはならない工程が脱脂処理と称してゴム表面の油・汚れを取り除く作業です。主にはアルコール・ベンジン・トルエン等を、布に湿らせゴム表面を拭き取ります。

大抵の場合は、この表面処理でゴム本来の標準的な接着力は回復して生産的・品質的に問題なく製品化できます。

しかし、ゴム類と両面テープの標準的な接着力では機能的・耐久的・品質的に要求を満足しない場合はどうすればよいでしょうか?

このように接着力をより強固にしたい場合には プライマー を使用します。

ゴム専用のプライマーを用いて、脱脂処理を施したゴム類の表面に塗布することにより、脱脂処理だけの接着力よりも2〜3倍UPの接着力を実現させます。
(接着力の増加はゴム類と両面テープの相性によって変わります)


ゴムとプライマーと両面テープの相性

プライマーはゴム類と両面テープの”つなぎ”になるわけですが、実はこのプライマーもゴム、両面テープとの相性が接着強度に対して重要な要素となります。

それらの組み合わせによって、接着力の強弱が発生するのです。

ゴムとプライマーと両面テープの相性
CRとの相性  N/20mm(180°剥離試験JIS Z 0237準拠)
両面テープ プライマーA プライマーB プライマーC
N社製 6.0 5.0 6.8
S社製 8.1 5.0 5.9
D社製 7.8 6.8 7.0
T社製 6.1 2.7 6.0

このデータを見ても分かるようにゴム・プライマー・両面テープの組み合わせにより接着力が変わってきます。ケースバイケースで組み合わせを選定しなくてはなりません。

当社では、主に3M製のゴム用プライマーを用いてゴム本来の特性を理解し最適なプライマーと最適な両面テープをご提案いたします。


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