ゴムと両面テープの密着性・接着力
ゴムに両面テープを貼合せする場合、両面テープは何でも良いわけではありません。
当社では、ゴムの配合にあった両面テープをご提案して更なる品質向上にご協力します。
 
 ゴムと両面テープの接着力は、相性で変化しますします
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共和工業株式会社
webmaster@kyowakg.com
TEL 048-295-3663
FAX 048-295-3666

両面テープの一般的なメーカーは・・・

   日東電工株式会社
   住友スリーエム株式会社
   大日本インキ化学工業株式会社
   株式会社寺岡製作所
   ソニーケミカル株式会社
                     etc

などが挙げられます。各社、多種多様な両面テープがあり、選ぶのにも迷うところ。

当社でも、ゴムと両面テープを貼りあわせする仕様の図面を今まで数多く見てきましたが指定されている両面テープに疑問を抱く時があります。

ゴム専用(シリコーンゴム専用/EPDM専用など)の両面テープもありますが、図面記載内容の多くはポピュラーなアクリル系の両面テープを選択している仕様が最も多く見受けられます。

その選択自体は問題がないのですが、ゴム素材・フォーム素材にあわせたよりよい選択を当社はご提案したします。



 ゴムと両面テープの接着力  <ゴム編>

実は各社のテクニカルデータ(技術資料)を確認してもアクリル系の両面テープでは、接着力試験の対象物は樹脂や金属などが基本となりゴム系との接着力試験は行っていないため、各メーカーもゴム系との接着力のデータは所持していません。※一部除く
ですから、ゴムとの相性を選択する指標がないわけなんです。


  なぜ各両面テープメーカーでゴムとの接着力試験が行われないのでしょうか?


それは・・・
ゴム自体の配合成分により微妙に、時には大きく接着力が変わるため標準的な接着力を表現できないからなんです。

同じCR(クロロプレンゴム)と称していてもゴムの中身はゴム会社の独自な配合となっていて、その配合部数で接着力に影響を及ぼすします。

こういったことから、各両面テープメーカーは試験に使用するゴムと顧客所有のゴムとの相関性が取れませんので、接着力試験のラインナップにゴム系のものを入れられないのです。

では、ゴム配合を両面テープと接着力が増す配合にすれば、接着力に関しては満足できるレベルの物ができると思われるのではないでしょうか。

たしかに接着力に重点をおいて考えればゴム配合をコントロールして接着強度を増すことはできるのです。

しかし、接着強度をUPさせた副作用で、ゴムの引裂性、摩耗性、弾性、移行性などに影響がでてしまい、本来ゴムに要求している特性を維持できなくなってしまうことがあります。

もちろんゴムの特性は及第点以下でも接着力重視であれば、それはそれで良いのですが、当然ゴムの特性も保てて接着力も強力であれば言うことないわけです。


 ゴムと両面テープの接着力  <両面テープ編>

各社両面テープメーカーは、他社の品番と同等のラインナップを持っている場合が多く、例えば日東NO.500相当品といえばDICでは#810HD、ソニーケミカルではT-4000(G-9000)となるようです。

しかし、相当品ということで接着力が全て同じかというと実は違うのです。アクリル系への接着はほぼ同じ何ですが、ことゴムに関してはゴム素材が同じでも(配合も同じ)各メーカーが同等品とうたっている両面テープであるにも関わらず接着力には変化が生じます。

                                     Kgf/20mm
NO.500 #810 T-4000
CR配合 a 8.5 6.3 4.9
CR配合 b 6.2 4.2 6.0

この結果をみて、大きな開きが生じているのがお解かりでしょう。
しかし、この結果もゴム素材を換えただけで結果が大きく逆転する場合がありますから一概には、どこの両面テープが良いと断言できないところなんです。。

ゴムの配合も両面テープの配合も企業秘密ですのでなかなかオープンにはならないわけです。そうなると都度の相性をチェックすることが品質を安定させるには不可欠なものになるのです。

すでに当社では数多くのゴム+テープの実績から膨大な蓄積データがございますので、貴社に的確なアドバイスができる自信があります。

また剥離強度測定用の計測器を完備していますので、どのような組み合わせでもゴムとテープの相性を計測いたしますから安心管理です。

      ここまでの話でゴムと両面テープの接着力に関しては双方の特徴を
      よく理解してベストマッチな素材を選択することが品質の向上に
      繋がることがお分かり頂けたと思います。



 両面テープの基材について

両面テープの粘着層の基材には、いろいろな素材が使われていることをご存じでしたか?

     ・不織布
     ・PET
     ・フォーム
     ・基材レス
               etc

さらに、それぞれに基材の厚みのバリエーションもありますので使用用途にあわせて接着力の他に基材の種類、厚みを選択しなくてはなりません。ゴムには伸び・弾性がありますので両面テープ選びにはこれらを踏まえなくてはならないのですが・・・。

というのは・・・
ゴムは伸び・弾性がありますので両面テープ選びには接着力のほかにも基材選びが必要になるのです。

ゴムを伸縮する部分に使用したいのにPET基材の両面テープを貼ってしまっては伸縮しません。PET基材は向かないのです。伸縮が必要な場合は不織布やフォーム、基材レスがお勧めになるわけです。

逆に、弾性を活用したい場合にゴムが伸びでしまっては困る場合があります。そういう時にはPET基材の両面テープを選択してゴムが伸びることをPET基材によって固定させることがお勧めになるのです。


     ご使用目的にあわせて適切な組み合わせをお選びいたしますので
     ご相談・ご要望・お問い合わせがありましたら何なりとご連絡くださいませ。


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