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そもそも、絶縁体であるゴムに電気が流れるように、材料配合したゴムのことを言います。
一般的には、カーボンブラック等の添加によってゴム本来の伸びや、弾性を有したままで
導電性を発現します。
弊社では、ご使用条件に合わせたポリマーの選択により、ゴム硬度と抵抗値の最適なタイプ
をチョイスし、ミラブル型シリコーンゴムの特性を生かし、ゴムシートをはじめ、成形品形状も
各種形状に対応可能です。
導電性シリコーンゴムの一般的使用例
■接点■
テレビやエアコンのリモコンパソコンのキーボード等といったスイッチ(接点)として利用できます。
基盤上に接触回路を設け、スイッチ底面に導電ゴムを接着しておくことにより、スイッチを押した
際、回路に電流が流れ、電気信号を伝えることが可能。
導電ゴムを使用したスイッチは、金属を使用したものに比べノイズの発生が少なく、正確に動作
します。
■静電気対策■
導電ゴムは、静電気の予防に効果があり、静電気対策が必要な、電子部品工場の製造ライン
での作業台用マットや、CCDパッキンやLEDマスク等、ミクロの防塵を要するパーツの素材に
添加すると効果が期待できます。
■電磁波シールド■
導電性を利用した電磁波シールド材として利用可能で、機械、電化製品の内部で発生する電磁波
が外部に漏れないようにする為、接合部分のパッキン等に使用すると効果があります。
■発熱体■
導電ゴムは、その導電性と適度な抵抗値を利用し、床暖房等の面状発熱体として利用できます。
<導電シリコーンゴムラインナップ>
| 材料名 |
硬度(ショアA) |
体積抵抗率(Ω・p) |
| M社製:導電シリコーンゴム(硬質) |
75° |
2 |
| S社製:導電シリコーンゴム(硬質) |
73° |
3 |
| S社製:導電シリコーンゴム(一般硬度) |
66° |
5 |
| T社製:導電シリコーンゴム(一般硬度) |
63° |
3.5 |
| S社製:導電シリコーンゴム(一般硬度) |
62° |
5 |
| M社製:導電シリコーンゴム(一般硬度) |
50° |
10 |
| M社製:導電シリコーンゴム(中硬度) |
40° |
25 |
| M社製:導電シリコーンゴム(中硬度) |
40° |
2X10の5乗 |
| M社製:導電シリコーンゴム(低硬度) |
30° |
25 |
| M社製:導電シリコーンゴム(低硬度) |
20° |
50 |
※硬度と抵抗値は標準値であり、実際には±の公差があります。
汎用材の体積抵抗率は”10の15乗”という表現となっていますが、表現を言い換えると
”億”という単位を超えて、”1000兆”という値になります。
一般的なシリコーンゴムは1,000兆Ωp・・・という事ができ、電気抵抗がとてつもなく大きく
殆んど電気を通さない絶縁体に、限りなく近い値であることが、ご理解頂けるかと思います。
また、逆に銀入りの特殊導電シリコーンゴムの体積抵抗率は”0.004Ω・p” と弊社取り扱い
の一般的な導電シリコーンゴムである、導電シリコーンゴム(一般硬度)の低効率の約1,250/1
と言う、極めて電気抵抗が少なく、効率良く電気を通す素材であるか、お分かり頂けるでしょうか。
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<特殊配合/銀入り導電シリコーンゴム>
こんな高い導電性を誇るタイプもあります!(体積抵抗率・4x10−3乗)
非常に高価なところがデメリットではありますが、なんと導電の媒体としてカーボン
ブラックではなく、銀粉を配合材に加えたタイプ!
色は黒ではなく淡黄褐色で、銀系の導電性充填剤を配合し、非常に高い導電性を示します。
硬度は82°のスペックの1タイプのみ。金属に近い導電性が得られます。
また、白金加硫型(付加加硫)の導電シリコーンゴムで、難燃性に優れ、UL94-V0
認定取得品のチョイスも可能です。

・銀入り導電シリコーンゴムは常時在庫品ではありません。
・取り寄せには最大1ヶ月ほど掛かる場合があります。
・サンプル要求時には試作費用8万円〜となります。(1Kg分買い取り)
<2007年7月現在>
◆抵抗率とは
物質(材料)の導電性(電気の通し易さ)の尺度としては、一般的に電気抵抗(単位Ω;オームと読む)
が用いられます。この抵抗を単位体積(1pX1pX1p)当たりで示した値が体積抵抗率(単位Ωp
;オームセンチメートルと読む)となります。
この値は物質(材料)に固有の絶対値であり、下記図に示すように、断面積WXtに一定の電流Iを流し
距離 Lだけ離れた電極間の電位差 Vを測る事により求めることができます。
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◆体積低効率(Ω・p)
断面積=W X t
抵抗R=V/I
体積抵抗率=V/I X W/L X t |
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