ゴム板成型仕様書をリニューアルして更なる標準化を図る

一般的なゴムの成形作業を行うにあたり、「成形作業仕様書」もとに作業を進める
ことは不可欠です。

当社ではその中に「ゴム板」の成形品があります。
抜き加工も行っている当社にとって、ゴム板成形は日常的な仕事であり、今の工場
を 担って来た大事な作業の「核」でもあるのです。

しかし、成形の作業のかなりのウエイトを占めるそのゴム板成形の「作業仕様書」の
存在が乏しく、作業者の感覚や経験に任せてしまう風潮が漂っていました。

熟練された作業者による安定した「ものづくり」も重要なファクターですが、 なかなか
そのノウハウが作業者間で上手く伝達しきれない問題が発生しています。

「ゴム板成形の標準化」を早急に進めなければならない!

細かな作業ノウハウを盛り込んだ「シート成形作業仕様書」を作成し、失敗を最小限
に抑える必要を強く感じ、まずは現状の把握から分析しました。


現状把握

 
@仕様書が無いので、経験者から聞き込み情報で成形をしている。
   材料仕込み重量も標準化されていない部分もあり、まずは1ショット成形
   してみて・・・などの 風潮もある。

 
A1枚の注文に対して、1枚以上成形している。(不良分、再生産という悪循環)

 B管理システムにシート条件管理があるが、徹底して登録していないため、曖昧
   な情報や データが残っていないアイテムも存在する。

 
C使用するスペーサーの種類が分からない時がある。

 
Dスペーサーの薄いものが無いため0.1t刻みの微調整ができない時がある。


分析

 ・失敗がつぎに活かされていない。
 ・都度、条件出しのような状態で非常に無駄が発生している。
 ・経験豊富な成形作業者が不在の場合は、不良が発生する仕組みになっている。


対策・改善

 ・シート成形作業仕様書を作成する。
 ・成形、材料の条件を随時収集していき一点一点標準化していく。
 ・薄いスペーサーを自作する。0.1tのスペーサーを作成する。


シート成形作業仕様書を作るにあたり

STEP1  →  フォーマットを作成する!
          一般成形品用の成形作業仕様書をカスタムしてシート専用の
          フォーマットを作成する。

STEP2  →  必要な情報の収集!
          各部署での必要な情報を収集する。

STEP3  →  仕様書の作成!
           仕様書作成の流れ・・・

材料 仕様書のフォーマットは、この段階で下書き版を印刷し、材料に関する
情報を記入し、次行程である成形現場へ材料と共に流す。
成形現場 現場では、成形条件や、成形時の注意事項などの細かな情報を記入する。
また、使用する道具等の特記事項も盛り込む。
技術課 成形条件を確認の上、仕様書の作成を行う。



このページのトップへ