新入社員の検査技術向上テスト

今年は新入社員が、品質保証部に5名配属がなりました。
新入社員の検査技術向上の為、不良品を検出できるか定期的にストを行っております。

良品の中に不良品を故意に混ぜて、その不良品を検出できるかのテストになります。新人検査員には、製品の検査基準書を元に検査して合否判定を含めて不良品の検出をしてもらい検査レベルの平準化を目的としております。


2011年度  第1回新人検査技術向上テスト
<試験内容>
標準品の中にショートモールドを混ぜて検出してもらう試験。
検査員には不良内容は一切伝えてません。
   検査対象数300個にショートモールド不良サンプル1個混ぜてます。

検査前状態 標準品(良品) 不良品(ショートモールド)

<試験結果>
検査員 Aさん Bさん Cさん Dさん Eさん
合否 合格 合格 合格 不合格 不合格

Dさんの原因
検査手順書を確認して検査を行ったが検査手順だけ確認しており本来、黒マットを使用するところ、白マットを使い検査していた。
Dさんへの対策
検査手順書は、その製品を検査するにあたり必要な事が記載されており、手順を確認するだけでなく、その手順書に映っている環境や備品も確認する様に指導

Eさんの原因
検査時に、異物不良を検出したことで、そのモードに執着して検査した事により、ショート不良を見落としてしまった。
Eさんへの対策
検査する手順で、キー面を検査する時はこのモードに注意する裏面を検査する時は、このモードに注意するなどその手順の中で、検査する項目を明確にする事で各不良に着目できると指導。

2011年度  第2回新人検査技術向上テスト
<試験内容>
標準品の中に穴バリ未仕上げ品を混ぜて検出してもらう試験。
検査員には不良内容は一切伝えてません。
   検査対象数35個に未仕上げサンプル1個混ぜてます。

検査前状態 標準品(良品) 不良品(穴未仕上げ)

<試験結果>
検査員 Aさん Bさん Cさん Dさん Eさん
合否 合格 合格 合格 合格 合格
※5人とも穴バリ残りを検出する事ができました。補足として、この製品よりも穴バリサイズが小さくて検出が難しくなる物や、穴バリの数が多くて見落としやすい製品がある事も同時に認識させ、穴バリ残りは重欠点だと指導しました。

2011年度  第3回新人検査技術向上テスト
<試験内容>
標準品の中に汚れ付着不良を混ぜて検出してもらう試験。
検査員には不良内容は一切伝えてません。
   検査対象数50個に汚れ付着不良サンプル1個混ぜてます。

検査前状態 標準品(良品) 不良品(汚れ付着)

<試験結果>
検査員 Aさん Bさん Cさん Dさん Eさん
合否 合格 合格 合格 合格 不合格

Eさんの原因
本製品には透明材のゴムが使われております。この箇所は、スタンドライトで透かし異物の練り込みを確認致します。スタンドライトで透かす事に集中してしまい、外観検査を怠ってしまった。
Eさんへの対策
検査に集中する事は良い事だが、他の箇所を見たつもりになってしまっては不良品を流出させてしまう原因になる。検査手順(手の動き・目の動き)を、再指導しました。

2011年度  第4回新人検査技術向上テスト
<試験内容>
標準品の中に切れ不良を混ぜて検出してもらう試験。
検査員には不良内容は一切伝えてません。
   検査対象数100個に切れ不良サンプル1個混ぜてます。

検査前状態 標準品(良品) 不良品(切れ不良)

<試験結果>
検査員 Aさん Bさん Cさん Dさん Eさん
合否 合格 不合格 合格 合格 合格

Bさんの原因
穴バリ箇所の切れ、この切れは製品を曲げる事で検出できるモードであった為、見落としてしまったが切れ箇所を確認すると微細ではあるが亀裂が入っていた。
Bさんへの対策
一つの目安として、外周の喰いきり状態やバリ残りがあった場合その製品は喰い切りが悪い可能性があると判断させ、穴バリ箇所の折り曲げ検査を実施する様に指導しました。

新人検査員のウィークポイントの見極めと改善を行い検査レベル向上と品質安定の為に、テスト継続しております。

今、現在の多品種にも対応する為に、食品・医療関係の新しい検査項目も取り入れ、テスト問題の作成を行っております。



2011年7月更新


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