寸法チェックを専用治具を使用して行う検査方法を改善

ゴム成形品の寸法は、一般的には金属加工品や樹脂加工品と比較すると、公差も大きく、バラツキも激しいと言われてます。

しかし、アイテムによっては、図面公差内の寸法が最優先条件であるアイテムも中には存在し、通常ですとロットによる抜き取り検査で保証していますが、全数検査にて保証をするようなアイテムも存在します。

測定器を使用して、全数の寸法を測定することは、さすがに無理であることから、寸法が合格・不合格かを、ゼロイチ判定できる専用のチェック治具を起工して保証するアイテムもあります。


事例1
 
ラバーブーツなのですが、最外径の寸法が4.03〜4.07内になければならないアイテムで、製品を3つの穴に通して自重で落下する・しないで製品の寸法合否を判定しています。



事例2
携帯電話に使用するキーパッドのLOWゴムというアイテムですが、ラバーの凸部分を樹脂の彫り込みにセットし具合を確認することで、たわみ・凹凸のズレがなければ寸法が合格という判定が可能になります。


事例3
事例Aと同様に、携帯電話用に使用するゴム製品ですが、同じように樹脂板に勘合させることで、たわみ・凹凸のズレがなければ寸法が合格となります。

このような、治具を使用して寸法のチェックをすることにより、全数チェックでの寸法保証が可能になります。全数を寸法測定するよりも、短時間で合否判定が可能になりますので、一種の検査方法としてご紹介いたします。




P.S.
とはいえ、ロットでの抜き取り検査と比較すると検査工数は数倍もかかります。
あくまでも、測定するよりも短時間で済むという検査方法ですのでご了承下さい。


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