ゴムのバリ仕上げ時の切れ不良を誘発することを改善

今、当社では厚み0.15mm〜0.25mmの極薄ゴムキーシートの生産を多く手がけています。
これは年を追うごとにどんどん薄く且つ複雑な形状に変貌していってます。

これだけ薄い製品を生産するとなると、外周バリを除去する仕上げ作業が
最も難しい工程の一つとなります。
製品を一つ一つで手作業で仕上げるのですが、ゴムがあまりにも薄いので、
仕上げ方法や力の入れ方を間違えてしまうと、簡単にゴムが切れてしまい、
不良となってしまいます。


旧仕上げ方法
       
キッカケを手で作り、製品の外周に沿って手で仕上げる



外周が入り組んでいたり、厚みの薄い部分は、
力が思うような方向に伝わらず、製品に亀裂を入れてしまう。


そこで、この手作業で行っている仕上げ部分を治具化させれば、
もっと安定して物づくりが出来るのではないか!

治具で仕上げができれば、ゴムが薄かろうと、形状が複雑であろうと、
手作業によるバラツキは発生しないのではと思い、次のような治具を作成し、
仕上げ工程を安定化させることに成功しました。
      

改善後の仕上げ方法

形状が複雑な箇所、及びゴムの厚みが薄い箇所を治具で部分的に抜いてしまう。


治具で抜いたあとは、いとも簡単に手で外周バリを外すことに成功。



当社ではこの治具を“キッカケ治具”と名づけ、複雑且つ極薄のゴム製品の仕上げ工程に
積極的に採用しています。
この結果、職人しかできないような、難しい仕上げもこの治具の一抜きのおかげで、
誰でも仕上げられるようにもなりました。
また、仕上げ作業に伴う不具合の発生も劇的に低減され、品質の安定化にも成功しました。



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