<画像測定器の導入>
ゴム製品の寸法はその柔軟性からある程度のバラツキが生じてしまうのですが、昨今の精密部品はエンドユーザーから製造者泣かせの寸法公差を要求していることが実状です。
当社では、このような様々な寸法規格要求へ保証するために最新鋭三次元測定器を本社工場、佐野工場に設置し、製品寸法の保証を確実なものとしています。

導入の経緯・・・

自社で起工した金型の検定作業において、古き時代(1998年当時)には、投影機、ノギスを使用して寸法測定を行っていました。しかし、近年の複雑な形状の製品を測定にするには、ハード的に限界を感じてしまったのです。

投影機等では、どうしても2次元的に製品を読むことしかできないため、ゴムの凹凸を読み込んでの測定となると、精度、測定時間に多大に問題が発生するようになってしまいました。

また、当時配備されていた投影機の測定可能範囲がなんと、30mmまでしかなかったため、お客様の金型検定に対する要求事項を満足させることがその設備では不可能であると判断したためです。

導入後・・・

画像測定器の精度、測定の容易さ、測定誤差(バラツキ)の少なさが実証され、いろいろなお客様からご評価をいただき、今では同タイプの画像測定器を導入された所もあるそうです。

金型検定が共和工業でできるからと金型の起工から当社に委託していただく顧客も増加傾向にあります。


<寸法検査を実施
        するタイミング>


寸法にまつわる異常は、最終検査工程で検出はできますが、異常と判断してしまった製品については、どうすることもできません。(完成品を大きくしたり、小さくしたりはできないということです)以前は最終検査時点で寸法異常により、出荷停止となったことが何度かございました。

よって、製造工程にて、寸法管理を確実に行うことが重要であると当社は考えます。今、作っているものの寸法が正しいのか?この認識を製造者全員に植え付け、製造現場での寸法チェックを実施中。寸法チェックポイントの明確化

   ・現品票(トレース項へリンク)に測定個所が明記されいる。
  
・測定個所の設定はパソコンのマスタにて一元管理の実施。



<寸法測定実績の
      あと工程への保証>


現品票に寸法測定記録を記入していますが、あと工程で異常や未記入が検出された場合、製造元へ返却するルールとしています。

寸法異常があった場合、それを現場で検出できるシステム
不良品を知らず知らずのうちに作ってしまわないように歯止めをかけることができる
寸法異常による不良の発生を低減

このことにより、寸法不具合による社内の不具合発生が極端に減少いたしました。
製造時の改善はまだまだ終わりがありませんが、少なくとも異常を検出し流出を防止する方法は確立したと言えましょう。


このページのトップへ