| 共和工業『コネタ集』 | |
| 環境問題第2弾! ”ヘキサクロロベンゼン” の猛威! | |
昨今、各事業所において、環境問題に携わる担当者の睡眠を 奪い、猛威を振るう、 *第一種特定化学物質に認定されている 『ヘキサクロロベンゼン』について 触れてみようと思います! *第一種特定化学物質 : 製造・輸入及び使用が原則禁止されている物質 <1.経緯> 本年、2月17日(金)に工業原料として使用されているテトラクロロ 無水フタル酸という物質に約1000〜2000ppmのヘキサクロロべンゼン がふくまれていることが判明。 これを受けてこの物質の製造・輸入事業者は自主的に製造・輸入を 中止した。 厚生労働省、経済産業省および環境省はこれらのテトラクロロ無水 フタル酸の製造・輸入事業者に対し、ヘキサクロロベンゼンの含有に 係わる詳細な事実関係の確認を行った。 また、これと並行して、これらの事業者に対し、当該化学物質の使用 実態に係わる調査への協力を依頼し、これを受けて各事業者も 自主的に製品の出荷を停止している。 <2.厚生労働省・環境省と同時発表> 厚生労働省と環境省の同時発表した内容によるところ、このテトラクロロ 無水フタル酸の合成過程においてヘキサクロロベンゼンが副生する事例が 報告された。 この調査を行ってきた結果、含有されるヘキサクロロベンゼンが環境へ 及ぼす影響を最小限にとどめる為、化審法に基づき、利用可能な最良の技術 *(BAT)の考え方に基づく管理を行うことが必要であることを発表し、今後の BATの観点に立った削減レベルの設定の徹底を指示している。 これまでに把握しているヘキサクロロベンゼンの最終製品中の濃度等から 判断して、人の健康に影響を与えるものでは無いと考えられると同省は 発表をしています。 *BAT : Best Available Technology の訳 <3.今後の対応> この事案に対しては、速やかに工業技術的・経済的に削減可能なレベルの 設定を行いBATを適用するとともに、代替品の切替等により排出削減を徹底 させる必要がある。 このため、仮称 『副生する特定化学物質のBAT削減レベルに関する委員会』 を設置し、早急テトラクロロ無水フタル酸を原料として製造される顔料 ソルベントレッド135 中のヘキサクロロベンゼン削減に関するBATの観点に たった削減レベルを検討。 更に、これらの製造・輸入事業者に対し含有量低減に向けた最大限の取り組み を要請するとともに、当該物質の製造・輸入・販売・保管に関する厳格な管理 及び報告を求めている。 <4.最後に> 現在のところ、上記報告のとおり多分に及んだ事例は報告されていません。 弊社調査員の調べによると、プラスティック部品、樹脂部品等の顔料で使用 されている事例が報告され、車のテールランプなどが、対象にされている 事例がある模様。 幸い我々ラバーパーツやシルク印刷を扱う企業が使用する顔料等からは 未検出で、今のところは危険性は極めて低いものですが、各メーカーは 過敏に反応し、客先からの調査依頼が殺到している状況。。。。 これに付随する調査費用や、人権費は一体どこが保障してくれるのであろうか・・・ お上は以前として、言うがばかりの状況です。(苦) |
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