ISOが何かも分からないとことからのスタートでした。
   ISO認証取得までの紆余曲折を担当者の苦労話と共に回想してみました。
ISO9001認証取得
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品質保証部次長 相澤
品質管理責任者(主人公)
  近づく本審査、だが先延ばし???

夜な夜なの規定作りは、だいたい1月〜8月までのらりくらりやっていたが、そろそろ審査時期を決定させなければならない状況がせまりつつあった。

年明けかな?っていうまだまだ先の話のままにしておきたい自分の意向とは裏腹に今年中に取得する!年末は忙しいから11月だ!と勅命が下った。「やばっ!」このままでは審査を受ける段階まで来ていない。この日から急ピッチでの作業に突入。。。


ISO9001認証取得
  予備審査は散々

そんな中、11月の本審査の日程が決定し、それに向けた予備審査が本審査のおよそ1ヶ月前に行われた。

がっしかし、予備審査の結果は散々なものであった・・・。

メジャーな部類の不適合と言われる事項がいくつもいくつも指摘された。「あれだけやってもこれかよー」落胆と絶望、本審査が迫る来ることからの焦りと誰も手伝ってくれない寂しさから、胸中はものすごく複雑な気持ちであった。

「まだ、1ヶ月ある。ここまでがんばったのだから、お前なら最後までやり通せる。失敗しても俺が責任を取るから」社長からの言葉だった。不思議なものでどん底にあったモチベーションが一瞬にしてトップギアに入るのが自分でも自覚できた。

「よし、やるしかない!」ここからはもう時間との戦い。

自然と何をすべきか、何をしなくてはならないのかが頭の中からどんどん湧いてきた。規格の修正、記録のチェック・・・。毎日、夜の11:00、12:00までは当たり前だったが、全くもって苦にならず、一心不乱だった。


ISO9001認証取得
  とうとう本審査! 

そして、本審査の日。

さすがに、朝から緊張と焦りで精神的には極限状態に近いものがあった。要求事項を完全に網羅し、どこを取っても欠落なく手順通りに実行しているはず・・・。

とは思っていても、止め処もなく不安が襲ってくる。
そんな中で審査は開始された。

だが、あれほど誰も手伝ってもくれず、興味がないような素振りを見せていた周りの者が事前に勉強していたのだろう、審査員からの自分が答えられない質問にも的確に答えているではないか。それぞれの役割の中で、協力してくれていたのだ。

審査は無事終了した。

審査員からの認定推薦(実際はその場で認定ではなく、認証機関での認定が最終決定となる)で、マイナーな不適合が3件と、非常に成績も良かったのでは。(勘違いかもしれませんが)今振り返ると、一夜漬けならぬ一月漬けであったような気もしますが・・・。


ISO9001認証取得
  なんとかかんとか審査合格!!

努力の甲斐があり、当社は11ヶ月で取得することができました。

長いと思われる方もいるでしょうが、専任を置かずに通常業務をしながらであることと、私の気分屋なせいもあるでしょうから・・・。

年明け、急激に新規取引先が増えた。

我々みたいな小さな工場で取得することは当時珍しく、使い勝手が良いと判断したのだろう。規模は小さくとも、品質システムは間違いなく一流の品質システムなのだから。



>>>続く
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